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2006年 07月 19日
Rollei Heads⑤
[ 3.5Fとそれ以前のシリーズについて(とてもアバウト) ]---Page Top↑

3.5Fだけでも年代によりmodel 1~5まであるようなのですが、それ以前のE、またそれ以上遡っていくとかなり複雑になってるようです
色々と調べていると、ほんとココに書ききれないくらい複雑なんでザクッと書きますね(ほんとは2.8系と絡めて書くべきなのですが省略!)
ローライフレックス 3.5Aというのは、それ以前と比較してXとM接点が付いたモデルを指すよう(Rolleiflex Automat MXとも)
ローライフレックス 3.5Bというのは、ライトバリュー対応になったもの(Automat MX-EVSとも)
ローライフレックス 3.5Cというのは、それまでレンズがテッサーかクセナーだったのに対してプラナーとクセノターを搭載したモデル
(ここからややっこしいのだけど、どうやら3.5C=3.5Eというコトになるようで、正確には3.5Eというのは存在しない 3.5E2、3.5E3はあるけど・・・
ちなみに、E2はフロントカバー下部にE2+シリアル番号表記あり、E3は表記無しで分類 その関係で3.5Dという機種は存在しない)
E(正確には、E2・E3)とFは製造年が前後したり重なっているんですが、操作上の機能としてはライトバリュー方式か、そうでないか、
という風に捉えてもよいのかも より細かく書くと、ボディー内部の構造がEとFでは異なる
(つまり、EがそれまでのCのボディを改良して作ったのに対して、Fは2.8のボディを改良して作ったよう)
現在ローライ3.5系を買うときのアドバイスで、3.5Fが完成型だと言われ、3.5Eは不具合が出やすいと言われるのはそのためみたい
(ちなみに、3.5Cまでの円形絞りのこだわる人もいるので、どのモデルが一番とかはないと思います、あくまで参考に!)


[ 3.5Fと2.8Fについて(私感+十人十色) ]---Page Top↑

別にFに限定した話ではないのですが・・・、色んな方の話を聞いてて 3.5Fと2.8Fとの好みについては面白いなと
人気度、未だ現行品(2.8FX)としてある王者の2.8系ですが、意外と3.5系好きの意見も多いですね

○3.5系派
3.5Fで頂点を極めて最終モデルとなった3.5Fだけど、「歩留まりが良い」というコトバが似合いそうですね
2.8系に比べ無理のないデザイン、シャッターボタンの柔らかい感触、大人しいシャッター音、風景にも使える画角、
そんなところが3.5系の魅了という声が多いですね ただし現行品がないということでアクセサリ関係で悩んでる人多いかな

○2.8系派
まず、半段でも明るい方が良いという人には絶対的な人気 でも、F値3.5すら滅多に使わない私には?です
ISO100でもF2.8 だとEV12でさえ最速SS1/500なんで晴天には辛いし、近接ではピントは紙のように薄いんで
75mmと80mm、この画角の違いは一見小さいようで、随分と感覚が異なりますね
ただ、画角にこだわって75mmを選んだという人は多いですが、画角にこだわって80mmを選んだという人はあまり聞いたことがない

○私感
3.5Fを使っているというヒイキ目もあると思うのですが、やはり3.5Fの「歩留まりの良さ」は感じますね
35mmでいうところの40mm辺りの画角はやはり風景・スナップ的にも使い易い(加えて中判の75mmの深度の浅さも魅力)
あと、これはホント個人的感想ですが、2.8Fがフラッグシップとして人気が高い分、3.5Fは中古市場でも比較的安価
「安い買い物じゃないから、一番良いと言われる2,8Fを!」っていう声も良く聞きますが、そうなのかなぁ~なんて思ったり
「2.8Fのplanarが一番!」というのは、ネコも杓子も言うセリフかなと それは分かり易さってのが大きいんだと思う
その面で言えば、時計でいうところのロレックスのエクスプローラーⅠやOMEGAのスピードマスターと同じ扱われ方のような気がする
あと、これはローライだけでなくハッセルやライカでも同じなんですが、現行機はコスト削減のためか作りがとてもチープになってますね
MJ(メディアジョイ)によると、日本においてラーメンが30円の時代にローライは90,000円だったらしい
現在のラーメンを安く見積もって500円としても1500,000円!そりゃ、1/5の値段で作ろうと思えば仕方ないのかもしれませんが・・・
手触りが写りに影響するか、それは分かりませんが、写欲には通じると思う(特に、ローライ2.8GX/FXの作り・手触りはヒドイと思う)


[ 2.8GX/FX,4.0FW/FT ]---Page Top↑

参考出品としてしか存在しなかったテレローライの最新モデル4.0FTの発売が現実味を帯びできたようです(2006.5断面)
ただし、2.8FX、4.0FWと中身はほぼ同じようですので、あまり期待は出来ないみたい
そもそも、2.8GXが登場した際、正直ローライ社(正式には当時ローライ・フォトテクニック)でさえ
現代に二眼を出すとこう成らざるを得ないのかと凹んだ(詳しくは、他のサイト等でお調べください)
しかも、FXになった際も、外観こそクラシカルな面持ちになったが機構上はGXと大差なくF時代までのものとは別物と言っても良いような代物
 (簡単な歴史)
 76年:フランケ&ハイデッケ社倒産
 80年代:USH社に買収されローライ・フォトテクニック社と社名変更する(2.8GX 発売)も再度倒産し、韓国サムスンの資本傘下に入る
 その後、サムスンの資本傘下を離れ、純ドイツ企業に戻り、2001年ローライフレックス2.8FX発売、2003年同4.0FW発売
どうやら、マーケットも企業自体の経営も50~60年代前半がピークだったようで、その頃の製品が一番造りが良いようです
まぁ、当時は一般庶民が購入するようなモノではなかった(価格的にも、ね)し、カメラとしても日本製の35mm一眼レフが台頭する前だったんで、
いい製品を産み出せる土壌があったから、というのが正しい見方だとは思います
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by photoboze | 2006-07-19 12:19 | [ camera ] | Comments(2) | Page Top↑
Commented by うろぼろす堂 at 2006-07-20 23:35 x
 お邪魔します。写真月間06、ニコンサロンでご一緒させてもらった「迷宮回廊」のうろぼろす堂です。ブログはあれからずっと拝見していたのですが、初めてコメントさせて頂きます。
 私も3.5F愛用者です。操作する感触は3,5の方がいいように思いますね、とくにシャッタは。操作感は「使う気になるかならないか」と言うことに大きく関与しているように思います。ひいてはそれが作品造りにも影響して来ます。無論、道具に対する慣れがあれは、どんなものでも使えるのでしょうけれど、慣れることが出来ない感触というものもありますよね。
 去年あたりから、作品を作るカメラはかつてのハッセルブラッドからローライフレックスへ移りつつあります。今年は逆転することでしょう。これはやはりローライフレックスの感触と、持ち運びのしやすさが、自然とこういう結果を生んだと思います。
Commented by photoboze at 2006-07-22 02:56
>うろぼろす堂さん。
夜分遅くになりましたm(-_-)m、コメントありがとうございます。
ローライは、確かに私も手に馴染みやすいなぁと思います。
アサペン67やハッセルも使ったことありますが、重量といい適度な取り回しの良さといい、
ローライはバランスが取れてるカメラだなぁと思います。もちろん、二眼なりの不自由さはありますが・・・。
サンゴーはとても自由でどんな風にでも撮れるのですが、振り回し過ぎてバラバラになる危うさもあるのかなぁと思ったり。

とりとめもない返事になりましたが、またお会いできてお話できたらと思っています(^_^)。




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